インプラントの歴史

写真左は世界で初めてインプラントを埋入した第一号患者ヨスタ・ラーソン氏とブローネマルク教授(写真右)
現在のインプラント治療の歴史はスウェーデンのブローネマルク博士によって始められました。 それまでにも欠損した歯に金属を埋め込む手術は行われていたのでした、 人体の金属への拒否反応などから思うように安定した状態を得ることができずにいました。
そんな中、ブローネマルク博士が1952年、チタンが骨と結合するという性質を持っていることを発見しました。 骨髄の血液循環をウサギで実験している時にまったく偶然に発見したものでした。
このチタンを素材にインプラント治療ができないものか、と考えたブローネマルク博士は科学者や専門家との共同研究を13年行い、 まったく新しいインプラント治療を開発したのです。
最初の治療は1965年に実施され、無事に成功。その後の15年間で上顎で81%、 下顎で91%という高い成功率を出した段階で世間に公表し、一気に世界的に知られる治療法となりました。
現在では技術の進歩により成功率も95%を超える高い水準となっています。 また、最初に治療をした患者はその後40年以上、亡くなるまでインプラントを使い続けたそうです。 最初の段階から非常に高い精度を誇っていたことがわかります。
現在でもインプラントに対して不安を感じている人も多いようです。 しかしこの歴史を見てもわかるようにインプラント治療そのものは非常に安全性の高い治療法なのです。 その安全性は今後技術のさらなる発展とともに向上していくことでしょう。 欠損した歯の悩みを抱えている人すべてにとって理想的な治療法となってくれるのではないでしょうか。
